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「手作りチーズはおいしいですか?」ってよく聞かれます。僕はニコッと笑って「抜群においしいです! この顔をみてください」と話します。それからしばらくチーズ談義が始まるのですが、チーズ作りは本当に楽しいものです。だれにでも簡単に作れますから、ぜひあなたも今度のお休みにつくってみませんか。
世界中にはさまざまなチーズがあります。私たちが一番よく口にするのがプロセスチーズですが、これは複数のナチュラルチーズを熱で溶かして、乳化剤を加えてつくります。熱を加えて菌を殺し品質の変化をさせないためです。長期保存の為ですが、残念ながら本来のチーズの味ではなくなってしまうのです。
チーズには熟成させずに、新鮮なうちに食べるフレッシュチーズと、熟成させるタイプがあります。熟成させるタイプには白カビタイプ、青カビタイプ、ウォッシュタイプ、シェーブルタイプ、セミハードタイプ、ハードタイプと数多くの物があります。数カ月から1年以上も熟成を続けるので時間がかかりますが、独特の風味があります。 さてチーズができるまでの工程は、それぞれのキットの中で順に説明させていただきますが、原理を簡単にご説明いたします。その原理はまさに子牛のお腹の中にあります。お母さんのお乳を飲んだ子牛は、お乳を体内で温め乳酸発酵させます。これが4番目の胃に入ると、凝乳酵素の働きで固まります。いわゆるフレッシュチーズが出来上がるわけですね。消化しにくいお乳をこうやって固めることで、栄養分を凝縮させ消化吸収しやすくしているのです。
この流れと基本的には同じことをチーズ作りでは行います。最初に牛乳(低温殺菌またはパスチャライズド殺菌のもの)を温め、スターターと言われる乳酸菌を加え乳酸発酵させます。さらにレンネットと言われる凝乳酵素を加え固めます。これがカードです。このカードを切ることによってホエーと言われる水分が出てきます。ここでできた物がフレッシュチーズです。さらには白カビや青カビを加えたり、プレスしたり、熟成させることによっていろいろなチーズが出来るのです。
言葉で書くと簡単ですが、実際にスターターやレンネットはどこで手に入れるのか? 扱い方は? 入れる量
やタイミングは? といろんな疑問が出てきます。やっぱり難しいんじゃあないの? って思われるかもしれません。いや、大丈夫(きっぱり!)アウベルクラフトのキットを使えば、きっと旨くいくはずです。「はず」というのは、ちゃんとマニアル通りにやってからのことですよ。私たちが何度も経験した失敗をマニアルやQ&Aにまとめていますから、安心してください。
新鮮なクリームチーズやモッツァレラチーズは本当においしいです。手作りだからこそ味わえる、クリーミーさや爽やかな酸味。これが自分で出来たのかという感動さえ与えてくれます。時々、イタリアン料理のお店でも使って頂いているんですよ。シェフが自らキットを使ってチーズを作ってくれる。なんだかとても嬉しい話ですね。
手作りチーズの素晴らしさは、出来上がった味はもちろんですが、それ以上に素晴らしいものがあります。それは作っている時間。クリームチーズなら2〜3時間、モッツァレラチーズなら5〜6時間は掛かりますが、チーズを作っている時間はとてもゆったりとした気分になれます。
じっくりと乳酸発酵するようす。レンネットを入れてからゆっくり固まっていくようす。なんだか赤ちゃんといっしょにいるような、そんな気持ちです。そうそうフレッシュチーズはチーズの赤ちゃんとも言われているんですが、作っている時には赤ちゃんがお乳を飲んだあとの、ちょっとすっぱいような優しい香りがしてくるんですよ。そういうゆったりとした気分はとても大切だなって思います。 出来上がったチーズはサラダに使ったり、クラッカーにトッピングしたり、ピザやグラタン、チーズケーキにといろんな食べ方があります。どれをとってもやっぱり素直においしい! そう思えます。さあ、あなたもチーズ作りに挑戦してみませんか。ほんのちょっとのやる気だけで誰にでもできますよ。さあ、今度の週末はみんなでチーズ作りを楽しみましょう!
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