帆布製品の洗濯方法について
はじめに
染色や撥水加工を施した帆布製品、また革を部分的に使用した製品は基本的に洗濯はおすすめできません。しかし、ナイロン等の化学繊維製品に比べ帆布製品は汚れが付着しやすく、目立ちます。あんまり汚れがひどくなると不衛生だし見た目が悪いと感じられる方は思いきって洗いましょう。
洗い方
1.全自動洗濯機を使用する場合
(体裁にこだわらない方向け)バッグのみの単独洗いをして下さい。すすぎが終わった時点で洗濯機から取り出し、叩いてしわをのばします。型を充分整えたら、陰干しします。余計なしわや縮みを防ぐ為、脱水機・乾燥機は使用しない方が良いです。
全自動洗濯機を使用すると汚れは落ちますが、約10%ぐらい縮みます。また、全体的にしわになります。革部分は硬くなることはありませんが、革用ローション・ニベア等を薄く塗布しておく事をおすすめします。
2.おすすめする洗濯方法
基本的に手洗いです。バッグをぬるま湯に浸したら、バッグを平らにたたんでおきます。ブラシに洗濯洗剤を付け、バッグ外側全体を軽くブラッシングします。内側は適当でよいかと思います。ぬ
るま湯をかけて洗剤を落としたら再度、型をととのえて陰干しします。脱水の必要はありません。自然乾燥させて下さい。乾いたら革部分に革用ローションかニベアを薄く塗布して下さい。
体験談
しわと縮みを最小限におさえるため2の手洗いをおすすめします。革は洗濯してもほとんど変化がありませんでした。時々革部分にミンクオイルを塗布する方がいらっしゃいますが、べとついたりシミになるのでやめましょう。
ニベアはハンドクリームですが、均一に塗ればサラッとしてシミになりません(わずかに色が濃くなりますが・・)。
あと、洗濯すると生地が柔らかくなります。これは糊や撥水加工が落ちてしまうからです。撥水性を維持したい方は撥水(防水)スプレーの革・布両用をご使用下さい。
余談
洗濯して柔らかくなったバッグをかたくする方法もあります。 洗面器に「ハイキーピング」等の洗濯糊をぬ
るま湯でうすめておきます。濃度は通常洗濯する時の10倍ぐらいにします。すすぎが終わったバッグをこの液に充分に漬け込みます。液が生地にしみ通
ったら型を整えて、そのまま風通しの良い場所で陰干しします。バスルームやベランダに干す場合、洗濯糊が床に垂れて、足をすべらせたり、床を汚すことがあるのでご注意下さい。なかなか乾かないのですが、早く乾燥させたほうが効果
は大です。でも早く乾燥させると生地の縮みも大きくなります。この方法は以前、帆布を手染めしていた頃に試したものです。
by Akiyama |