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商品開発秘話

【モッツァレラチーズキットができるまでの裏話 】

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このキットを作ったのは1998年。今から15年ほど前のアウベルクラフト流ライフスタイルマガジン「Auvelist」という自社カタログに特集で発表しました。

Middle_kitこのチーズキットの前に販売を始めていたのが手作りワインキット。これがマスコミにも取り上げられてかなり盛り上がっていました。日本で初めてのワインキットでしたが、今のように本格的なものではなくて、市販の無農薬有機栽培ぶどうジュースを使ったごく簡単なものです。

それでも「自分でワインが作れる」というのは相当インパクトがあったのだと思います。多くのマスコミで取り上げていただきました。ワインキットはその後今のキットに至るまで、本当にいろんなことがありましたが、これはまた別の機会にお話ししましょう。

このワインキットが思いの外大きな反響を呼んだので、「ワインと言えば、やっぱチーズでしょう」みたいな軽いノリで、よし次はチーズを作るキットを作ろうと思いました。もちろん、チーズ作りのことはまったく何も知りません。

まったく何も知らない僕たちが無謀ともいえるチーズを作るキットを作ろうと思ったのですが、無謀とは思わなかったし、だれもやらないことだからこそやってみたい。ただ、それだけの気持ちでした。これが僕たちの性分なんですね。

このチーズキット作りを担当したのは兄でした。僕たちはキット作りを共同で行うことはありません。全て一人でやるのが暗黙の了解でした。これは今でもそうです。一人は開発担当、もう一人はユーザーの役になってできあがったものを検証する役割です。

兄は来る日も来る日も、チーズの作り方の情報を集める毎日でした。今のようにインターネットはない。もちろん人脈もない。そうなると唯一文献に頼るしかありませんでした。当時は何かというと図書館に行って調べていました。それでも本当に欲しい情報はなかなか見つからないので、他の図書館や書店を周り本を探す。そんな日々が続きました。

Middle_kitいろいろ調べてみると日本にはないカードカッターという道具や、レンネットという酵素が必要だとわかりました。カードカッターは手作りで作りました。そしてレンネットはいろんな所を調べて何とか入手することができました。

でも肝心な作り方というノウハウの部分は依然として不明です。いろんな文献を調べたけどそれほど詳しくは書かれていません。しかも文献ごとに書いてあることが違うわけです。そうなるともう自分で試行錯誤をするしかないわけです。

チーズ作りがどれほど難しいものかはまるでわかっていなかったのだけど、ともかく始めてしまったのでやめるわけにはいかない。やってみる。うまくいかない。条件を変えてみる。うまくいかない。その繰り返しです。

モッツァレラチーズ作りにかかる時間は1回で5〜6時間もかかります。準備を入れるとまる一日の作業なので、本当に大変で根気がいる作業でした。今から思うとよくそこまでやれたなというくらいの忍耐力です。

それでも、続けていくとほんの少しずつですが、小さな手がかりがあります。それをもとに新しい方法でやってみる。その繰り返しで一歩一歩、前に進んだり後ろに下がったりです。ある程度は固まるしチーズらしくはなっても、ボソボソした食感でこれでは商品にはなりません。

この山の頂上はもうすぐなんだけど、誰も登ったことがない山。だから登山道はない。うっそうとした草木をかきわけ、崖をよじ登り続けました。 そしてついにやりました! 頂上に立ったのです。

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ついに念願のモッツァレラチーズの作り方を見つけたのです。本当に嬉しかったのを今でも思い出します。

さて、それからは僕の出番です。兄が作った説明書を元に僕が作ります。書いてあることがわからないとか、情報が不足しているとかでどうしてもうまくいかないのです。

兄は何度も経験があるので小さなコツがわかっている。でも僕はまったくの初心者なのでほんの小さなこともできないのです。いろんな不具合を一つ一つ取り除いていく、これも根気のいる作業でした。

何度も何度も作りました。そしていろんな人に試食をしてもらいました。たまたま会社に来たタウン誌のライターの女性がモッツァレラチーズが大好きだというので、さっそく食べてもらいました。一口食べて僕の顔を見て、「すっごくおいしいです。市販のよりずっとおいしいです!」そう言って喜んでくれました。もちろん記事にしてくれましたよ。

ある時、僕が作ったモッツァレラチーズとスーパーで買ってきた市販のチーズを家に持って帰りました。お皿に乗せて、かみさんに味を比べてもらいいました。

「どっちがおいしい?」

結果は予想通りでした。 僕が作ったチーズは市販のチーズの方だと言います。

「いや違うよ。反対だよ」

って言ってもなかなか信じてもらえませんでした。

「ぜんぜん違う、こっちの方がすっごくおいしい!」

と言ってくれました。市販のチーズの方はゴムを食べているみたいで、味も薄っぺらくておいしくないと言うのです。でもそのくらい味の違いがあるという証明なんですね。

このチーズキットはその後、新聞、雑誌、テレビ、ラジオでたくさん紹介されました。そして多くのレストランでも、このキットでチーズを作りメニューに加えていただいています。プロにも認めてもらっている味ということですね。

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こうしてモッツァレラチーズキットが完成したものの。実はチーズ作りはとても難しいです。材料の違いや天気などの条件。そしてその日の気分(?)などで必ずうまくいくとは限らない。だからそのバラツキをできるだけ少なくするための方法をさぐる必要があります。これは今も続いていますし、それが僕たちのノウハウになっています。

お客さんから質問をいただくことが多いのですが、僕たちは数多くの失敗しているので、お客さんの失敗もよくわかります。だからアドバイスもできるんですね。それと同じことがお客さんにも当てはまります。失敗の積み重ねで少しずつノウハウになっていくんです。

手作りは何でもそうなんですが、機械で物を作るのとは違います。その時その時で微妙に変化します。その変化を読み取って、どうすればよいかを考える。そのことが手作りの本当の楽しさなんだとチーズ作りは教えてくれます。

そして回数を重ねていくとまるでチーズ作り職人になったような、何か不思議な力がついてくるのを感じます。それが何より大切なことだと思っています。あなたにもぜひその不思議な力を感じてもらいたいです。

僕たちが作ってきたキットはどれも簡単ではありませんでした。でもこのモッツァレラチーズキットを完成させたことで、挑戦すればできないものはない、という大きな経験をしました。だからもしここで挫折して諦めていたら、今のアウベルクラフトはない。そのくらいの大きな意味があったのです。

あなたがこのキットを手にしたときにちょっとだけ思い出してくださいね。

モッツァレラチーズキットはこちらのページでどうぞ

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