アウベルクラフトがホームページを始めたのが1997年1月10日。今から8年前になります。8年前のインターネットの世界はまだ幼稚園から小学校へ上がった頃でしょうか。あの有名な楽天市場も僕らの数ヶ月後に始まりました。当時はインターネットモールが次々と生まれ、勧誘もすごかったことを覚えています。
インターネットで物を売るなんてことはありえない。という風潮が強い時代でしたが、実はみんながとても大きな関心を示していたのは間違いありません。でもみんなが二の足を踏んでいたのです。僕らはもともと自分たちでカタログを製作し直接販売する通販という形をとっていたので、これをインターネットに変えることにはあまり抵抗はありませんでした。
いや、むしろカタログを製作する費用、発送する費用のことを考えると、そしてもっと大きいのはリアルタイムに情報を発信できることを考えると、このインターネットはまるで僕らのために存在するようなものでした。独学でホームページ作りをしましたが、今から思うと小学生が作ったようなレベルの低いホームページでした。
でも満足でした。毎日改良できる。毎日情報を付け加えられる。成長していくホームページを見るのがとても楽しくてしかたがありませんでした。……が、反応は殆どなし。アクセスは一日数件でした。もちろん商品なんて売れることはなかったです。それが当然だと思ってましたから平気です。
毎日毎日勉強をして、どうしたらアクセスが増えるのか、どうしたら売れるようになるのだろうか。そればっかり考えていました。アクセスも少しづつ増えましたが、それでもせいぜい一日20くらいですから大したことはありません。そして1週間に1件くらいですが注文をもらえるようになりました。嬉しかったです。本当に……。
その後も試行錯誤の毎日を続けましたが、自分たちの努力だけでなく、環境も整ってきました。パソコンが安くなってきて、接続料金も安くなってきました。スピードも速くなってきました。ホームページもどんどん増えました。ネット通販をみんながこぞって始めたのは言うまでもありません。
でも、ネットのプロが集まる場でも「みんな勘違いをしている。ネットで30万円売れたら成功したサイトだよ。みんな殆ど売れないんだ」という声が聞こえてきました。(今から5年ほど前かな。)その当時は僕らはそれ以上は売れるサイトになっていたので、そうか。じゃ僕らは優秀な方なんだと密かに喜びやる気も増したことを覚えています。
今はその頃から考えると夢のようなところまで来たのですが、それでも当時の気持ちを一日も忘れたことはありません。それはインターネットの世界は「心のボランティア、情報のボランティア」だということです。僕らのサイトは商品を売るだけではなく、むしろ僕らが発信する情報がこれを受けた人に熱く伝わり、何かの役に立つ。このことこそ最大のインターネットのスピリットだということを忘れてはいけないと思っています。
多分、アウベルクラフトのホームページをご覧になった方は、ちょっと違うなあ、フレンドリーだなあ、温かいなあ、商売が下手だなあ、面白い会社だなあ、などなどいろんなことを感じたと思います。そうです、感じていただければそれが一番嬉しいのです。
お陰様でヤフーやグーグルで検索すると、いろんなキーワードで上位に出てくると思います。もちろんこれは偶然ではなく、僕たちがずっと培ってきた小さな努力、ノウハウの積み重ねです。いろんなマスコミで取り上げていただけることも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。それも僕たちとマスコミのみなさんとの心のつながりの結果だと思っています。
でも、まだまだ僕たちの目指しているインターネットの世界はこれからだと思っています。検索が上位だとか、ネットで売れるだとかそれも大切なことですが、それ以上に大切なのは「社会貢献」です。小さな会社がやってることですから、時間はかかるかもしれませんが、インターネットの持つ素晴らしさをもっともっと活かして、素晴らしい社会になるように少しでも貢献できればと思っています。
こうして僕らは毎日成長しながら、これからもみなさんとともに歩いています。どうぞよろしくお願いいたしますね。この柴田屋新聞も随分間が開きましたが、もうちょっといろいろ書いて行こうと思っています。今日は最近の僕たちの想いを書いてみました。