12月19日(低温発酵実験:10日目)
さて、今日のワイン君たちはどうでしょうか?

11時頃の実験室の気温は11℃。いつもより少し高めです。
それでもよくみると発酵が昨日より弱くなっているようですね。
そろそろ終盤なのでしょうか?これは後ほどの味見ではっきり答えがでます。

こちらはレッド君。
静かに発酵は続けているようです。この様子だともうワインになっているのかもしれませんね。
では、ホワイト君の方を見てみましょう。

今日もレッド君より元気にみえます。こんなに気温が低いのに、これだけ安定感があるのはびっくりです。
いったい10日目のホワイト君の味はどうなんだろう。
興味津々です。
では!
ではでは!!
試飲タイムーーー!

それぞれ少しだけワイングラスに注いでみました。
色は両方とも少し濁っています。
香りは両方ともぶどうの良い香りです。ワインの香りはまだ少ないかな。
まずは、レッド君の方を…。
ちょっとイースト臭がします。
甘みも残っていて「赤玉ポートワイン」のような感じかな。
あまり味がよく分からないので、あとでもう一度。
次はホワイト君の方を…。
「あれ〜!!」
ホントに予想外です。
何がというと、甘みがぜんぜん残っていないのです。
こちらは全くイースト臭はなく、すっきりとしています。
軽く炭酸を感じるのでちょうどスパークリングワインのようです。
「うまいかも 」(マジで)
もう一度飲み比べてみました。どちらもそれなりのおいしさがあるな。
ただのジュース「ウェルチ」だけで作ったにしてはかなりいいぢゃないか。
よしみんなを呼んで味見をしてもらおう。
CraftとMackyにも味見をしてもらいました。
やっぱり同じ反応で。意外にうまいという感想でした。
最初はレッド君がとても勢いよく発酵していたこともあり、レッド君はほぼ完全発酵状態で、ホワイト君はまだ甘みが残っているだろう。
そう思っていたのですが、実際はまったく逆の結果でした。
つまり。
ホワイト君は低温発酵に使うと10℃以下でも安定して発酵を続け、仕事も早いということがわかったのです。
逆にレッド君は12〜15℃くらいの環境においてあげると良い仕事をするということです。さらにワインの発酵は18〜26℃といういわゆる定説のようなものがあったのですが、これよりずっと低い温度でも充分発酵が可能であることもわかりました。
今まで冬はワイン作りには向かないと思っていたのですが、白ワイン用のPasture Champagneを使えば、特別な環境を作らなくても、10℃以下でもちゃんと発酵することがわかったのです。
長年ワイン作りをやってきたのですが、これは僕にとって大きな発見でした。嬉しいです。なんでも実際に試してみるもんですね
試飲の時に今週で実験を終えるのでこれはMackyにあげるね。と言ったら、たまたま今週の土曜日はクリスマス会があるそうです。ぜひみんなで飲んでくださいな。
今週末まで実験を終えたら来週から、アレキサンダーのコンセントレートを使って本格的なワイン作りに入ります。さあ、あなたも僕と一緒に「低温発酵ワイン」を作りましょう!
予定ではピノノアールとホワイト君の組み合わせです。
ぜったいにおいしいと思います |